1本1本のローソク足の形にも意味がありますが、複数のローソク足の組み合わせから、相場を読み解くこともできます。

ここでは、2本のローソク足の組み合わせから相場を分析するテクニックをご紹介します。

ローソク足の組み合わせ

2本のローソク足の組み合わせとして、代表的なものを以下に挙げてみました。それぞれに込められた意味を理解して、テクニカル分析に活かしましょう。

代表的なローソク足パターン
  • 包み線
  • はらみ線
  • かぶせ線
  • 切り込み線
  • 出会い線
  • 毛抜き

包み線

包み線

包み線は、陰線を大陽線が包み込む形、または、陽線を大陰線が包み込む形のことを言います。1本目のローソク足を2本目のローソク足がすっぽりと包みこんでいることから、包み線と呼ばれます。

包み線は、トレンドの転換を示すシグナルとなります。安値圏で、陰線を包み込む大陽線が現れると、下降トレンドから上昇トレンドへの転換のサインとなり、高値圏で、陽線を包み込む大陰線が現れると、上昇トレンドから下降トレンドへの転換のサインとなります。

はらみ線

はらみ線

大陰線の後に、その大陰線の実体に収まる小陽線が現れる形、または、大陽線の後に、その大陽線の実体に収まる小陰線が現れる形をはらみ線と言います。

はらみ線は、それまでの勢いが衰えたことを示しており、包み線と同じく、トレンド転換のサインです。安値圏で、大陰線に収まる小陽線が現れた場合、下降トレンドから上昇トレンドへの転換のサインとなり、高値圏で、大陽線に収まる小陰線が現れた場合は、上昇トレンドから下降トレンドへの転換のサインとなります。

かぶせ線

かぶせ線

かぶせ線は、大陽線の後に、その大陽線の高値を超えた陰線が現れ、その陰線の終値が大陽線の中心を割り込んでいる形です。

かぶせ線は、天井打ちのサインとなることがあります。それまでの買いの勢いが衰えて、下落していることを表していますので、高値圏で現れた場合は、上昇トレンド終了のサインとなります。

切り込み線

切り込み線

切り込み線は、大陰線の後に、その大陰線の安値を下回る陽線が現れ、その陽線の終値が大陰線の中心を超えている形です。かぶせ線の逆のパターンですね。

かぶせ線は、天井打ちのサインですが、反対に、切り込み線は、底を打ったサインとなります。それまでの売りの勢いが衰えて、上昇していますので、安値圏で現れた場合は、下降トレンドが終了したことを示している可能性があります。

出会い線

出会い線

1本目の陰線の終値と2本目の陽線の終値が同じ位置にある、または、1本目の陽線の終値と2本目の陰線の終値が同じ位置にある形が出会い線です。

安値圏で、陰線の後に陽線が続く出会い線が現れた場合は、上昇のシグナルとなり、高値圏で、陽線の後に陰線が続く出会い線が現れた場合は、下落のシグナルとなります。

毛抜き

毛抜き底と毛抜き天井

1本目の陰線の安値と2本目の陽線の安値が同じ位置にある形、または、1本目の陽線の高値と2本目の陰線の高値が同じ位置にある形を毛抜きと言います。

前者を毛抜き底、後者を毛抜き天井と言い、毛抜き底が安値圏で現れると、底打ちのシグナル、毛抜き天井が高値圏で現れると、天井打ちのシグナルとなり、トレンド転換を示しています。