スイスフランの基本情報

スイス連邦 名称 スイスフラン
通貨コード CHF
導入国 スイス連邦
中央銀行 スイス国立銀行

スイスフランCHF)は、永世中立国スイスの通貨。低金利で値動きも小幅なため、メジャー通貨ではありますが、積極的に取引をしている個人投資家は、あまり多くありません。

スイスフランにおいては、2015年にスイスフランショックと呼ばれる市場の大混乱が起きました。これは、2011年の欧州債務危機以降、スイスフランに設けられていた対ユーロの上限を撤廃するという政策変更からスイスフランが暴騰したものですが、スイスフランショック以前は、スイス国立銀行の為替介入により、1ユーロ=1.2スイスフランを上限にスイスフラン高が抑制されていたという歴史があります。

スイスフランの特徴

安全資産として有事の際に買われやすい

スイスフラン最大の特徴は、安全通貨として性質を持っている点。

永世中立国であるがゆえに、スイスフランは、有事の際に、資金の退避先として買われやすいという傾向にあります。安全通貨と言えば、他に米ドルや円がありますが、スイスフランもこれらに並んで、安全通貨の代表的存在となっています。

その特徴から、戦争やテロ等の地政学的リスクに敏感に反応するため、スイスフランの取引の際には、経済動向の他、国際情勢にも気を配っておく必要があります。

低金利通貨としてキャリートレードに利用されやすい

スイスフランは、超低金利通貨として知られています。そのため、スイスフランを売って、高金利通貨を買うというキャリートレードに利用されることが多いです。これにより、大きなスワップポイントが期待できるという訳です。

スイスフランは、値動きが小さいため、決して、為替差益狙いのトレードに適しているとは言えませんが、スイスフランを通したキャリートレードは、通貨の特性を活かしたトレード法と言えます。

スイスフランの値動き

スイスフラン/円(CHF/JPY)の月足チャート

月足チャート(CHFJPY)

米ドル/スイスフラン(USD/CHF)の月足チャート

月足チャート(USDCHF)

スイスフランにおける重要経済指標

  • スイス国立銀行政策金利
  • 失業率
  • 貿易収支
  • KOF先行指数
  • 消費者物価指数(CPI)