トレードを行うにあたって、情報収集は欠かせません。ニュースをチェックしたり、チャート上から値動きを読んだり、トレーダーのブログやツイッターを見るのも、そうですよね。

ただ、情報収集を行うにあたって、注意が必要なことがあります。それが、自分にとって都合の良い情報ばかり集めないということです。

人間は、どうしても、自分に都合の良い情報ばかり集めがちです。ただ、これをトレードに持ち込んでしまうと、絶対にうまく行きません。主観的ではなく、客観的に相場を分析することが必要です。

FXと確証バイアス

心理学の用語に、確証バイアスというものがあります。確証バイアスとは、自分に都合の良い情報ばかり集めて、自分に不都合な情報を軽視する人間の心理のこと。人間が、自分に都合の良い情報ばかり集めてしまうというのは、心理学の世界でも、証明されているのです。

例えば、含み損を抱えているポジションを持っていたとします。損失を確定させるのが怖くて、なかなか損切りができない。損切りをすべきか保有し続けるべきか悩んでいるところで、値が戻しそうという情報を集めて、自分を安心させる…このようなことを経験したことがあるという方は多いはずです。

これこそ、まさに確証バイアスがかかっている心理状態。適切な分析ができていれば、決して、そのような判断にはならないのに、確証バイアスがかかってしまっていることで、自分にとって、良いように物事を理解してしまいます。

また、トレードをしたくて仕方ないポジポジ病も、確証バイアスが影響していることがあります。ポジションを持ちたいという欲求から、明確な売買シグナルが出ていなくても、無理やりシグナルとなるものを見つけて、トレードに結び付けてしまう…これでは、トレードに勝つことは難しいですよね。

客観的な根拠を見つける

トレーダーは、常に確証バイアスに振り回されている可能性があります。確証バイアスがかかってしまうと、主観的なトレードになってしまい、判断が歪められてしまいます。そのため、トレードをする際には、人間は、都合の良い情報を重視する傾向にあるということを頭に入れておくことが必要です。

トレードは、常に、客観的な根拠をもとに行われなければなりません。ファンダメンタルズ分析においても、テクニカル分析においても、自分に都合の良い情報を集めていては、絶対に勝てないのです。

ニュースやチャートから情報を得ようとすることは、大事なことですし、FXで勝つためには、必要不可欠なことですが、自分の先入観を持ちこんでしまうと、偏った情報ばかり集めてしまう結果になります。分析をする際には、客観的な視点を持つということを忘れないようにしましょう。