ユーロの基本情報

EU(欧州連合) 名称 ユーロ
通貨コード EUR
導入国 EU(欧州連合)
中央銀行 ECB(欧州中央銀行)

ユーロEUR)は、ヨーロッパで導入されている単一通貨で、1999年に誕生した新しい通貨です。ひとつの国だけでなく、ヨーロッパにおける複数の国々でユーロが使用されています。なお、現在、ユーロを使用している国は、EU加盟国を中心に25ヵ国となっています。

現在は、第二の基軸通貨と言われるほど、大きな存在となっていますが、複数の国々における共通通貨は、前例がなく、ユーロは、実験的な通貨と表現されることもあります。

ユーロの特徴

値動きが安定している

ユーロは、新しい通貨ではありますが、取引量は、米ドルに次ぐ世界2位となっており、比較的、値動きが安定しているという特徴を持っています。

米ドルに比べると、多少、値動きは大きくなりますが、流動性が高いことから、乱高下するようなことは決して多くありません。そのため、FX初心者の方にとっても、取引しやすい通貨と言えます。

導入国すべての影響を受ける

ユーロは、他の通貨と異なる大きな特徴を持っています。それが、複数の国で導入されている単一通貨であるという点。そのため、ひとつの国だけでなく、ユーロ導入国それぞれの経済情勢が、値動きに影響を与えます。

ユーロを牽引しているのは、ドイツとフランスの2つの国。中でも、ドイツは、ユーロの値動きに大きな影響を与えています。しかし、これらの大国だけが、ユーロの値動きを左右している訳ではありません。ユーロ導入国の内、どこか1ヵ国でも不安定な状況にあれば、ユーロは、その影響を受けてしまいます。

例えば、2010年のギリシャ危機の際は、ギリシャにおける債務問題から、ユーロの信用が揺らぎ、ユーロの価値は大きく下落しました。

ユーロの値動きは、導入国すべての影響を受けるということを頭に入れておきましょう。

ユーロの値動き

ユーロ/円(EUR/JPY)の月足チャート

月足チャート(EURJPY)

ユーロ/米ドル(EUR/USD)の月足チャート

月足チャート(EURUSD)

ユーロにおける重要経済指標

ユーロにおいては、ユーロ圏全体だけでなく、ユーロを支える経済大国であるドイツとフランスという2つの国の経済指標に注目する必要があります。

  • ECB政策金利
  • IFO企業景況感指数
  • ZEW景況感指数
  • GDP
  • 消費者物価指数(CPI)