IFD注文とは

IFD注文は、新規注文と決済注文を同時に出すことができる注文方法です。

IFD注文では、1つ目の注文が約定すると、2つ目の注文が有効になります。2つの注文を同時に出すことができる注文方法に、OCO注文がありますが、OCO注文の場合は、一方の注文が約定すると、もう一方の注文は、キャンセルされます。ところが、IFD注文は、1つ目の注文(一次注文)が約定して初めて、2つ目の注文(二次注文)が有効になるという注文方法になります。

新規注文を出すと同時に、利確または損切りの決済注文を出すことができるのが、IFD注文の良いところです。

IFD注文の特徴

IFD注文の特徴
  • 売買を行う価格を指定できる
  • 希望通りの価格に到達すれば自動的に売買が成立する
  • 注文通りの価格に到達しなければ売買が成立しない
  • 2つの注文を同時に出すことができる
  • 一次注文が約定すると二次注文が有効になる

IFD注文は、指値注文と逆指値注文を組み合わせた注文方法になりますので、売買を行う価格が指定できる点や希望通りの価格に到達することで、自動的に売買が成立する点は、指値注文や逆指値注文と同じです。

また、2つの注文を同時に出すことができる点は、OCO注文と同じですが、一次注文が有効になった時点で、初めて、二次注文が有効になるという点が、OCO注文とは違うIFD注文ならではの特徴です。

IFD注文の活用法

IFD注文の活用法として考えられるのが、新規注文を一次注文とした上で、利確の指値注文または損切りの逆指値注文を二次注文とするものです。

新規注文と指値の決済注文を組み合わせたIFD注文

例えば、IFD注文を活用して、1米ドル=99円で買いの指値注文を新規注文として出し(一次注文)、100円で売りの指値注文を決済注文として出しておけば(二次注文)、エントリーから利確までを一度の注文で済ませることができます。

新規注文と逆指値の決済注文を組み合わせたIFD注文

新規注文とあわせて、逆指値の決済注文を出しておけば、エントリー後の利確ではなく、エントリー後の損切りを設定することもできます。

例えば、一次注文に、1米ドル=99円で買いの指値注文を設定して、二次注文に、1米ドル=98円で売りの逆指値注文を設定しておけば、エントリー後に狙いとは反対の方向に値が動いた場合でも、98円で逆指値注文が約定しますので、損失を限定することができます。

IFD注文の注意点

IFD注文は、一次注文と二次注文を同時に出すことができるのが、長所ですが、一次注文と二次注文それぞれに、1つの注文しか設定できない点には注意が必要です。

例えば、新規注文を一次注文とした場合、二次注文には、利確の指値注文、または、損切りの逆指値注文のどちらか1つしか設定することができません。二次注文として、利確の指値注文を出した場合には、損切りは、手動で行わなければなりませんし、二次注文として、損切りの逆指値注文を出した場合には、利確は、手動で行わなければなりません。

一次注文の後の二次注文に、指値と逆指値の両方を設定したいという場合は、IFD注文ではなく、IFDOCO注文(IFO注文)を使いましょう。IFDOCO注文であれば、二次注文にOCO注文が設定できますので、新規注文後の決済注文において、2つの注文を同時に出すことができます。