FXは、簡単に言ってしまえば、通貨と通貨の取引で利益を狙っていく投資です。FXの利益には、為替差益とスワップポイントという2つがあるのですが、具体的に、どのように利益を生み出していくのでしょうか。

FX最大の目的は為替差益を得ること

基本的に、FXでは、通貨を安く買って高く売る、もしくは、高く売って安く買うことで利益を得ます。例えば、円を元手に米ドルを安く買って、その米ドルを高く売る。そうすれば、その差額が利益になりますよね。FXでは、このような売買を通して、利益を上げていきます。

このような為替レートの変動を利用して得られる利益を為替差益と言い、為替差益を得ることこそが、FXにおける最大の目的になります。

通貨の取引は、外国為替市場というマーケットで日々行われていて、このマーケットで決定されるのが、為替レートです。為替レートは、通貨と通貨の交換比率のこと。例えば、「1米ドル=100円」であれば、1米ドルと100円が同じ価値という意味になります。

為替レートは、常に変動していますが、この為替レートの変動を利用すれば、利益を出すことができます。例えば、「1米ドル=100円」のときに買って、これが、「1米ドル=120円」になったときに売れば、20円の利益が出ますよね。

FXの稼ぎ方の例
  1. 1米ドル=100円のときに円を売って米ドルを買う
  2. 1米ドル=120円になったときに米ドルを売って円を買い戻す
  3. 20円の利益が得られる!

それぞれのFX会社には、取引ができる最低の通貨単位というものがあって、10,000通貨を最低の取引単位としているFX会社が一般的です。米ドル/円の取引で言えば、一度の取引に10,000米ドルを売買することになりますので、先程の例のように、レートが20円動けば、20万円の金額が動くことになります。

為替相場では、一度上昇または下降の流れができると、なかなかその流れは反転することがありません。つまり、一度流れに乗ってしまえば、FXでは、大きな為替差益を得られる可能性があるのです。

保有しているだけで毎日もらえるスワップポイント

FXにおいては、為替差益の他に、もうひとつ利益として考えられるものがあります。それが、スワップポイントです。スワップポイントは、通貨と通貨の金利差によって生じるもので、低金利通貨を売って、高金利通貨を買うことで、得ることができます。

スワップポイントの魅力は、通貨を保有している間、毎日受け取ることができるという点です。為替差益のように、売買を繰り返さなくても、ただ持っているだけで、自動的にスワップポイントが貯まっていきます。銀行の預金金利のように考えると、分かりやすいと思います。

スワップポイントの額は、金利差によって決定されますので、いくらもらえるというのは、一概には言えませんが、10,000通貨単位の取引であれば、1日あたり数円から数十円、大きくなると、100円程度の金額を受け取ることもできます。

基本は為替差益を狙ったトレード

FXでは、為替差益とスワップポイントという利益を得ることができますが、基本は、為替差益狙いの投資と考えておきましょう。

確かに、スワップポイントも魅力的な仕組みですが、為替差益に比べれば、その金額はかわいいものですし、スワップポイントばかりに気を取られて、トレードを行っていると、コツコツと貯めたスワップポイントも為替レートの変動によって、一瞬で吹き飛ぶということになりかねません。

更に、金利の変動によって、スワップポイントが少なくなったり、マイナスになることさえあるので、ポジションを持っているからといって、この先もずっと利益を得られるという保証もありません。

FXは、あくまでも為替差益中心で、スワップはおまけ程度に考えておいた方が、うまく行くと思いますよ。