損切りとは

ポジションを持った後、自分の期待通りに値が動かずに、含み損が出てしまった際に、諦めて損失を確定させるために決済すること損切りと言います。ストップロスと呼ばれることもあります。

勝つためにうまく負ける

トレードにおいては、この損切りが非常に大事。どんなに稼いでいるトレーダーでも、100%勝ち続ける人なんていません。稼いでいるトレーダーは、負け方、つまり損切りがうまいのです。

確かに、一度含み損を抱えても、値が反転して、含み益に変わるかもしれません。しかし、先のことは分かりませんよね。含み損が含み益に変わったとしても、それは、結果論です。含み損が広がり続けて、そのポジションは、二度と利益を上げられないということもあり得ます。

含み損が広がれば、マージンコールが来て、追証をする羽目になったり、最悪の場合、ロスカットに会って、資金の大半を失ってしまうことだってあり得ます。一度、損切りをしなかったがために、二度と相場に戻って来られないことだって、十分に考えられます。

損切りを徹底することは、トータルで勝つ上で、欠かせないことなのです。

あらかじめ損切りポイントを決めておくこと

人間はどうしても弱い生き物で、損失を避けがちです。含み損を抱えても、値が戻るのではと期待を持ったり、期待は薄いと分かっていても、損切りができずに、含み損が膨らんだり…何の決め事もないと、損切りを徹底しろと言われても、なかなか踏み切れないものです。

ですから、ポジションを持つ段階で、損切りするポイントをあらかじめ決めておきましょう。

エントリーする段階で、あらかじめ損切りをするポイントを決めておいて、損切りポイントに到達したら、決済注文を実行するということを徹底していれば、致命的な損失は避けられます。

事前のルールなしに、その場その場で損切りポイントを判断していると、感情に左右されてしまって、合理的な判断ができなくなってしまいますので、あらかじめ損切りポイントを設けておくことが大切です。

損切りには逆指値を活用しよう

損切りを行う際に、便利な注文方法が、逆指値注文です。逆指値注文は、現在よりも不利な価格を指定して、その価格に到達した時点で、売買を行う注文方法ですが、損切りを行うにあたって、非常に役に立ちます。

ポジションを持った後、すぐに逆指値で損切りの注文を入れておけば、損失を限定することができます。逆指値注文の他にも、OCO注文、IFD注文、IFDOCO注文、トレール注文を活用して、損切り注文を入れておくと、賢いトレードができるはずですよ。

損切りは傷が浅い内に

損切りをする際に頭に入れておきたいのは、負けは小さくするということです。損切りをすると言っても、含み損が大きく広がった段階で損切りをしても、それを上回る利益を上げなければ、トータルでも勝つことはできません。

損失は小さく、利益は大きくということを頭に入れてトレードをすれば、勝ちよりも、負けの回数が多くても、トータルでは利益が出るはずです。大事なのは、勝ち負けの回数ではなく、トータルで勝つこと。損切りと利益確定のバランスを考えて、負けは小さく、勝ちは大きくすることが、トレードの基本です。

時には、諦めも肝心ということですね。